――――

「あれ、もうこんな時間……」

私はあれから寝てしまったみたい。

気づけば夕方の4時。


お腹空いたな。

朝からこの時間まで寝るって……(笑)



「お母さーん?」

リビングに行くとお母さんの姿がなかった。

お買い物かな?


キッチンを物色して食べ物を探す。


あ、ラーメン見っけ。



ラーメンを取り出して、3分待っているその時


ピンポーン


「?」

家のベルが鳴った。


お母さん?

もう何でいちいち鳴らすの。



ピッ


インターホンの画面を見ると



「嘘……何で……?」

そこに映っていたのは息を切らした輝だった。