スマイル

――――

目が覚めると辺りは真っ暗だった。


……そっか、私……

殴られたんだっけ……。


「っ……」

殴られたところがひしひし痛む。


私どれくらい気を失ってたんだろ。

ていうか気を失う程殴られるって……(怖)



なんとか起き上がって校門へ向かった。



ーその途中

「じゃあゆっくり飲もーっと」

あれ、勇君?

「たくっ」

輝!

「っ!」

輝の声がして走ろうとすると体が痛みを訴えた。

ー「もう内野君の傍にいないで」ー


その痛みはまるで四宮さんが気持ちを訴えているようだった。



私はもう……輝の傍にいちゃいけないの?

その瞬間目から次々涙が溢れてくる。


あんなに生意気でいつもからかわれてムカつくけど

本当は凄く優しくていざという時は頼りになる奴。


その時、自分の胸の中のある感情に気づく。


………『好き』

私、輝に恋してるんだ。
今も昔も
ずーっと


だけど今更気づいてももう遅い。

これ以上一緒にいたらいつか輝にまで迷惑がかかる。


ごめんね、輝。
今までありがとう。