スマイル

ー翌日

「ごめんね、輝君。今日はみさき熱出たから休ませるわね」

「分かりました」

あいつが熱なんて珍しいな。


いつものようにみさきを迎えに行ったけど、みさきの代わりにみさきのお母さんが出てきてそう告げられた。



「あ、内野君おはよ」

みさきの親友、兼勇の彼女の佐伯が声をかけてきた。

「おう」

「みさきは?」

「聞いてねぇの?熱出たってよ」

「……ふーん」

佐伯は何か考えてから答えた。

何だ?


「ねぇ、あのさ」

佐伯は言いにくそうに言った。


「何?」

「もしみさきが内野君のこと、好きって言ったらどうする?」

「は?」

いきなり何を言い出すんだ?
こいつは。