スマイル

輝saidー

「え?ちょ、おい!」

バタンッ!

勢いよく閉じられた扉をいつまでも眺めてた。


ただサボりたかったわけじゃない。

みさきを……木原に会わせたくなかったから。

だけど……みさきがまわりたいって言うから無意識のうちにあんなことを……

馬鹿だな、俺。
みさきを守るつもりが傷つけて。


「不器用だなぁ、内野君は(笑)」

「勇!」

どこにいたのか勇は影から出てきた。


「お前、佐伯とまわるんじゃなかったの?」

「もちろんいるよ、ここに」

勇が言うと勇の後ろから佐伯が出てきた。


「ちょっと!何みさき泣かせてんのよ!」

出てきて早々怒んなよ。

泣かせたくて泣かせたわけじゃねぇっつの。