1人になった私は取り合えず教室に向かうことにした。


「みさきー、おはよー!」

教室に向かう靴箱のところで結香の声が聞こえた。

「あ、結香おはよー!」

私はすぐ結香のところへ駆け寄った。

「内野君、体育館行った?」

「うん。嫌々だったけどね(笑)」

「そうだろうね(笑)」


結香と笑いながら教室へ向かった。



――――――

教室にはちらちらと生徒が来ていた。

「あ!佐伯!」

教室に入ったとたん、結香に声をかけてきたのは同じクラスの勇君。

そういえば勇君、輝から聞いたけど結香のこと好きなんだよね。
本人は気づいてないみたいだけど(笑)


「おはようニコッ」

「っ……お、おはよう」

勇君顔赤くしてる……(笑)



いつか勇君の恋、叶うと良いな♪