スマイル

「あ、貴方は……」

優人のクラスに言った時、私に声をかけてきた人だ。


「誰?」

「多分、優人と同じクラスの人」

「それだけじゃない。私、あいつの元カノ。つまり、あいつのターゲットの1人」

「え……」

「ちょっと!傷口に塩を塗るようなこと言わないでよ!」

「別に。本当のことでしょ?あいつは人間じゃないの。人間の皮を被った狼よ」

この人も……
私と同じめに……?

「あの時は泣いたわ。今の貴方みたいにね。でも……貴方には、貴方を思ってくれる人がいるわ。だから、1人だと思わないで」

この人……
私を励まそうとしてくれてる。
優しいな。


「うん……」

「分かってるじゃない」

結香が笑いながらこんなことを言ったのを私は知らない。