今日は、朝から…気分が悪い。

予定より少し早い。

里緒菜は、ベットから起き上がると、着替え始めた。

学校には、行かなくてはならない。

机の上に、書きかけの脚本があった。

もう…心を書くのは、

やめよう。

今回は、少しシュールにいこうとしたけど、筆が進まなかった。

少しため息をつくと、里緒菜は制服に着替え、

部屋を出た。

階段を降りると、広いリビングにつく。

映画館並みの大画面のテレビも、ついていない。

ひんやりとした空間で、用意された朝食を食べる。

暖かいけど、暖かくない朝食。

テレビをつける気にもなれず、ささっと食事をすますと、里緒菜は、学校に通う準備を始めた。