「和也!いくぞ」
一階から、直樹は叫んでいた。
鞄を抱え、もう学校にいく準備は終わっていた。
ほぼ同時に起き、朝ご飯もいっしょに済ませたはずなのに…。
朝の準備は、直樹の倍はかかっていた。
「お待たせ」
和也は二階から、ゆっくりと降りてきた。
「忘れ物はないの?」
二階から、律子の声がした。
「ないよ!まだ寝てろよ」
夜遅くまで、小料理屋を切盛りしている律子の体を心配して、朝ご飯等は、直樹や和也が用意することになっていた。
最近まで、一人暮らしだった直樹には、朝ご飯をつくるくらい苦ではなかった。
「ナオくんも、気をつけて、いってらっしゃい」
それでも気になるのか…必ず、2人が学校にいく時間には、一度起きて、見送っていた。
(それが、母親か…)
直樹は母親の有り難さを、実感していた。
一階から、直樹は叫んでいた。
鞄を抱え、もう学校にいく準備は終わっていた。
ほぼ同時に起き、朝ご飯もいっしょに済ませたはずなのに…。
朝の準備は、直樹の倍はかかっていた。
「お待たせ」
和也は二階から、ゆっくりと降りてきた。
「忘れ物はないの?」
二階から、律子の声がした。
「ないよ!まだ寝てろよ」
夜遅くまで、小料理屋を切盛りしている律子の体を心配して、朝ご飯等は、直樹や和也が用意することになっていた。
最近まで、一人暮らしだった直樹には、朝ご飯をつくるくらい苦ではなかった。
「ナオくんも、気をつけて、いってらっしゃい」
それでも気になるのか…必ず、2人が学校にいく時間には、一度起きて、見送っていた。
(それが、母親か…)
直樹は母親の有り難さを、実感していた。


