「多分、会場はマスコミなどで、すごいことになってると思う」
直樹は、香里奈と3人の間に入り、
「もし、その会場に、みんながついてきたら…みんなに、迷惑がかかるかもしれない。速水さんの友達だとわかったら、何をきかれるか…わからない」
「香里奈…」
恵美と祥子は、香里奈を見た。
「ごめんなさい…あたしもわからないんだ。どうなるのか…」
香里奈は、少しうなだれながら、話す。
里緒菜は、直樹の方を向いた。
「ナオくんは、ついていくんでしょ?」
直樹は頷き、
「会場の入り口まで…入れるところまでは」
里緒菜、はため息をつくと、
「わかったわ。いってらっしゃい!」
里緒菜は、出入り口の扉に歩き出す。
「里緒菜!」
香里奈が叫んだ。
里緒菜は立ち止まり、振り返った。
「もうとめない。だけど、ちゃんと明日は、学校に来て」
「うん!」
香里奈は頷いた。
「香里奈…本当に大丈夫か?」
恵美は心配げだ。
「携帯ずっと、握り締めてるから。何かあったら、すぐに電話してね」
祥子が…。
みんな、心配してくれている。
香里奈は、その気持ちを力にして、
頑張ることを誓った。
直樹は、香里奈と3人の間に入り、
「もし、その会場に、みんながついてきたら…みんなに、迷惑がかかるかもしれない。速水さんの友達だとわかったら、何をきかれるか…わからない」
「香里奈…」
恵美と祥子は、香里奈を見た。
「ごめんなさい…あたしもわからないんだ。どうなるのか…」
香里奈は、少しうなだれながら、話す。
里緒菜は、直樹の方を向いた。
「ナオくんは、ついていくんでしょ?」
直樹は頷き、
「会場の入り口まで…入れるところまでは」
里緒菜、はため息をつくと、
「わかったわ。いってらっしゃい!」
里緒菜は、出入り口の扉に歩き出す。
「里緒菜!」
香里奈が叫んだ。
里緒菜は立ち止まり、振り返った。
「もうとめない。だけど、ちゃんと明日は、学校に来て」
「うん!」
香里奈は頷いた。
「香里奈…本当に大丈夫か?」
恵美は心配げだ。
「携帯ずっと、握り締めてるから。何かあったら、すぐに電話してね」
祥子が…。
みんな、心配してくれている。
香里奈は、その気持ちを力にして、
頑張ることを誓った。


