「やった!紗英同じクラスだ!」 「ね!よろしくね美玲ー!」 そう言ってぴょんぴょん飛び跳ねているあたしたちの横に、負のオーラを漂わせるやつが一人。 「くっそ!なんで美玲と同じクラスじゃねえんだよ!」 いやいやそれ悔しがる必要ある? むしろあたしは嬉しいんですけど。 そんなかけるを真方くんと紗英はニヤニヤしながら見ていた。