貴方の手が







放火したこいつが憎い






親をこいつのせいで失ったことが悔しい






でも、一番は




あのときなにもできなかった

できたのかもしれないのにそばにいなかった






俺が情けない






罪悪感が俺を動かす







知らぬまに拳が震える









「っ!!」






拳を降り下ろした










………なのに、拳が空中で止まる。









俺の拳を意図も簡単に止める細い腕





俺を止めたのは







「こいつと同じ雑魚になるな。」








小さな男だった