家に入ったあたしと関谷は何も言わず、カーペットに向かい合って座った。
「愛子さん、ちょっとすみません」
関谷の手が伸びたかと思えば、眼鏡を外されて目尻を撫でられた。
「ちょ、何すん……」
「目腫れてないかなって思ったんですけど、大丈夫そうですね」
「いや、わざわざ眼鏡外さなくても……」
「眼鏡、汚れちゃうかなって思ったんで」
今度は返せと言う前に眼鏡を返された。
「んで、愛子さん」
「何よ……」
「あたしなんて、なんて言わないでください」
座ると二人はようやく目線が同じくらいになった。
「確かにさっきは俺もちょっと言いすぎました。何もないなんてことはないです。だからこそ、こうして俺は愛子さんを好きになったんだし、その告白した男も愛子さんの良さに気づいたんじゃないかなって思います。周りに埋もれて見えづらいだけです。俺はそれに気づいちゃったから、ほっとけないです。愛子さんだから必死になるんです」
「愛子さんを傷つけちゃったら、ごめんなさい」と、しゅんとして謝るもんだから、あたしは慌てて首を横に振った。
「愛子さん、ちょっとすみません」
関谷の手が伸びたかと思えば、眼鏡を外されて目尻を撫でられた。
「ちょ、何すん……」
「目腫れてないかなって思ったんですけど、大丈夫そうですね」
「いや、わざわざ眼鏡外さなくても……」
「眼鏡、汚れちゃうかなって思ったんで」
今度は返せと言う前に眼鏡を返された。
「んで、愛子さん」
「何よ……」
「あたしなんて、なんて言わないでください」
座ると二人はようやく目線が同じくらいになった。
「確かにさっきは俺もちょっと言いすぎました。何もないなんてことはないです。だからこそ、こうして俺は愛子さんを好きになったんだし、その告白した男も愛子さんの良さに気づいたんじゃないかなって思います。周りに埋もれて見えづらいだけです。俺はそれに気づいちゃったから、ほっとけないです。愛子さんだから必死になるんです」
「愛子さんを傷つけちゃったら、ごめんなさい」と、しゅんとして謝るもんだから、あたしは慌てて首を横に振った。

