「ねえ、昨日の走りみた!?」 「みたみた!超ステキよねー♡」 「あんな方々と同じ学校、しかも同じクラスだなんて光栄だわー!!」 私は小耳に聞いていた。 羨ましいな。暴走族って。 周りの目を気にせず、好き勝手に走り回れるなんて... 私にはきっとできないや... 「彼女とかいるのかしらー?」 「私でよければなって差し上げたいわ♡」 「ぃや〜ん♡♡♡」