などなど。



私の席にまで押し寄せる波にのまれる前に席を離れた。




廊下に出ると後ろから聞き覚えのある声が。


「あっ有紗ちゃーん!」


振り向くと茶髪で長身の男性がいた。


「純さんでしたっけ?おはようございます。」


「覚えててくれたんだ!さすが姫ですな〜」


ニコっとすると私の手を掴んでキスしようとしてきた。