「...ぅう」


今日は目覚ましが鳴るより早く起きた。


隣には弘樹さんが眠っている。



私はスルリと弘樹さんの腕からすり抜けて服を着た。





いつも私が弘樹さんより早起きして朝ご飯を作るのが日課。




このまま弘樹さんの元から離れたら...



そんな馬鹿なこと考えるな、私...