園田 颯斗
Sonoda Hayato
高校2年



「おはよ、颯斗。もう1回する?」


隣の女が甘えた口調でそう言った。

するわけねーだろ。


無言で女の手を跳ね除け、サッと着替えて女の部屋から立ち去った。



「あっちー...」



暑さにくらみながら、だるい体を引きずってバイクに乗った。