私の幸せ



私も自然に涙がこぼれた。



「ごめんな、有紗。」



私は首を横に振った。



「…僕も義父さんのこと勘違いしてました。すみません。」


颯斗さんはまた頭を下げた。



「僕は絶対に有紗さんを傷つけません。だから、有紗さんを僕に下さい。」



「えっ!」



今のはプロポーズ?