私の幸せ



「まあ、座ろうぜ!」




背中を押されてさっきまで有紗と座っていたベンチに座る。




「ごめんな。」



俺が謝ると、



「今更謝んなよ!こんなことよくあったじゃねーか。」





そうだった。


そう言えばこいつにはチビの頃からなにかと世話になってる。