私の幸せ



人気のない通りのベンチに崩れるように腰を落とした。




「どうして…一緒にいれないの…」




ボソッと言葉がこぼれた。




自分で決めた答えなのに今更ものすごく悔やんでいる。



そしてまだ枯れない涙を隠すように顔を覆った。