私の幸せ



「っえ…?」




とっさに言ってしまった。



でも颯斗さんの言ってることと私の考えていることは違う。









「私は…私には、あの人がどんな人であろうとたった一人の家族なんです!あの人のお陰で今私はここにいて…。」



なんだか悲しくなって涙が溢れ出てきた。