私の幸せ



「価値観はだれだって違うし、お前が辛い時は俺が支えてやるよ。」




でも結局それって私がお荷物になる。



私じゃ颯斗さんを支えることもできない。




「過去のことは…俺が忘れさせるくらい幸せにするし、義父のことで悩んでるなら俺が片つけてやっても構わない。…それくらい本気だよ、俺は。」




「…きっと過去のことは忘れられないし、私の家のことは颯斗さんには手を出して欲しくない。」