でも、何があっても俺は有紗を守らなくてはいけないんだ。一彼氏としても、総長としても。絶対に。 あいつの過去や現実を知って正直ショックだった。 でもその何倍に何十倍にも有紗は傷ついている。 俺がたとえ無力でも薄っぺらでも、あいつには本気になれた。 本気で惚れた女を助けないでなにが総長だよ。 女一人守れない男が仁風を、仲間を守れるはずがないよな…