私の幸せ


「俺に時間取らせんな」


女たちを押しのけて出て行こうとした時だった。


「あの子、レイプされたんですよ!元彼とその仲間に。」



押されたような衝撃が体中をはしり、足を止めた。


「…っ…」



言葉が出ない。



レイプだなんて、まさか…


「…嘘だろ…?」