「ほら、やっぱり妊娠してるじゃない。」

「だな。」妊娠検査薬とにらめっこしながら言った。

「この子はどっちの世界で育てるの?」

「うーん、俺は人間の世界で育てたい。死神になる訓練はかなり酷いからな。どっちにしろこの子が生まれたらあっちの世界に申請しなきゃいけないけどな。」

「ふーん、よくわからないけどそういうのはゼナに任せる。」