”初めて見るけどあれは絶対に死神…”

心の中で考えた。

”本当は私の命も回収しなきゃいけないんじゃ...?”

なぜかわからないけど私はこの死神を怖いとは思わなかった。綺麗とさえ思ったぐらいだ。

押し入れから出て私は母さん亡骸がある方に向かっていった。

「あの...」

死神は振り返り私はその姿に息を呑んだ。