ドキドキが進行中

「ほら!樹奈早く〜先行っちゃうよー」


「行く行く〜」


走って教室を、出る燈矢を追いかける。


燈矢は足がかなり早い。


学校の門のところで待っててくれてた。


「もう早すぎー」


少しご立腹な樹奈を


「ごめん、ごめん」


とぎゅーってキツく抱きしめる。


門の前で。


みんなに見られてるとかお構いなし。


ちゅーも求めてくるから、


「ここじゃしな〜い」


私は下唇を噛み、上目遣いで燈矢を見上げ頬えむ。

燈矢はどこでもラブラブしたいみたいだけど、、流石に門の前では…ね。


どうどうとイチャイチャするから、学校では有名みたい。