約束①



公園に着くとまだ誰もいなくて


ベンチに座り、拓也という人を待つ。




どんな人だろ…






不良が嫌いってわけじゃないけど…怖いな。









葵「こっちこっち!」




葵が大声で遠くから歩いてくる人に?向かって叫んでる。







私も、その方向を見ると一人の男が、こちらに向かって歩いてくる。








…ひっ…







その男は私達の前まで来ると葵を見て「よっ」と言ってる。


葵「おー♪拓也、紹介するね、さやか」


葵は私の肩を抱くようにして拓也って人に紹介する。



拓也は私のほうを見ながら、ぶっきらぼうに「よろしく」とだけ言われた。







…なんか怒ってる…?



私「よろしくお願いします…」





私は怖さを感じながら会釈する。