「ん―・・・零。」 家に帰ると、机の上で寝ている妻 咲の姿があった。 寝言で俺の名前を呼んでいるのが、嬉しくてついニヤける。 ここ最近、話すことがあんまりなかった。 今度、どっか出掛けるか・・・。 そんなことを思いながら、咲の肩に毛布をかけた。 「・・・・これ。」 毛布に掛けたのに気づいたのか、咲が起き上がる。 やべっ、起きてしまった。 「風邪、引くから。」 そう言うと、咲が嬉しそうな表情になる。 やっぱり、単純。 まぁ、そこが可愛いけど。