昼休み。

友達と
男気じゃんけんで勝った私は
先生の手伝いで、プリントを運ぶ羽目になっていた。



それにしても、無駄に長いんだよ廊下...



.......
...............


やぁっと終わったァ~
帰ろ。


長い廊下をとぼとぼ一人で歩きながら、
ふと窓の外に目を向けると


1本のサクラの木が目に入った。

その下で本を顔に被せて寝てる人がいる。


なぜだか、私は凄く興味を持って


気付いたら走って玄関に向かってた。