溺愛王子とヒミツな同居2




見た目は派手な2人だけど、ちゃんと見てくれる奴が篠原にも側にいたんだな。



それに気付かずにひとりで悩んで、自分を見失いそうになって。



「まりやさん、ヒロト君本当にごめんなさい。

あたし、2人に酷いことを……」



友達に背中を押されて、俺とまりやに謝りにきた篠原。



最初は許す気なんてなかった俺だけど、まりやが笑って許してるのを見て



こいつが笑ってくれてるなら、俺は何も言うことないなって思った。



「それから栞さん、あたしのこと怒ってくれてありがとう。

あんなふうに怒ってくれた人はあなたが初めてだった。

あなたみたいな友達がいるまりやさんがすごく羨ましい」



「そうだろ〜? でも、あたしはまりや限定の親友だから。

またこの子が傷つきそうになったら、全力で戦ってやるんだ」



まりやの肩をがっしりと掴み、米倉らしい元気いっっぱいの笑顔でそう告げていた。



最後に男泣きしまくっている光のところにきた篠原。



俺は少し離れて、2人だけにしてやる。