見た目は派手な2人だけど、ちゃんと見てくれる奴が篠原にも側にいたんだな。
それに気付かずにひとりで悩んで、自分を見失いそうになって。
「まりやさん、ヒロト君本当にごめんなさい。
あたし、2人に酷いことを……」
友達に背中を押されて、俺とまりやに謝りにきた篠原。
最初は許す気なんてなかった俺だけど、まりやが笑って許してるのを見て
こいつが笑ってくれてるなら、俺は何も言うことないなって思った。
「それから栞さん、あたしのこと怒ってくれてありがとう。
あんなふうに怒ってくれた人はあなたが初めてだった。
あなたみたいな友達がいるまりやさんがすごく羨ましい」
「そうだろ〜? でも、あたしはまりや限定の親友だから。
またこの子が傷つきそうになったら、全力で戦ってやるんだ」
まりやの肩をがっしりと掴み、米倉らしい元気いっっぱいの笑顔でそう告げていた。
最後に男泣きしまくっている光のところにきた篠原。
俺は少し離れて、2人だけにしてやる。

