押入れの前に……… あのババアが! 「ようこそ~いらっしゃいませ~」 縦じま? の着物姿で正座して……三つ指立てて……俺に……俺に笑顔向けていやがる…。 俺は目を擦り、もう一度見た。 「うわぁぁぁ~~~」 「お父さん!何? な、何なのよ~」 俺の絶叫に妻と子供が目を覚ました。 「ババア……ババアが……」 妻が灯りを点けた。 押入れの前にいたババア……もう、そこにはいなかった……ってか、辺り見渡したが、何処にもいない。 そんな馬鹿な………。 「部屋を~部屋を替えてくれ~~」