「何言ってんのよ?
お父さん、疲れてんじゃない?」
と笑いながら……恵子は何事もなかったかのように、部屋のノブに手をかけ中に入ろうとした。
「ちょっ…ちょっ待て…恵子……」
信也の言うことなんか一切信じようともせずに……恵子と子供二人は部屋の中へ~
信也は部屋の前に立ったまんま、心臓はドキドキと……とても正常ではいられなかった。
部屋内に入った恵子と子供………何事もなかったのか?
何も声がしない……驚きの声も叫び声もしない?
と、長女が顔を出した。
「お父さん?そんなとこで何してんの? 」
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