朝、
音楽を聴いて耳を塞ぎ

本を読んで
他人との接触を完全シャットしている私。




親しい人なんて
特にいない。


別に
いなくても平気だ。




クラスメートもそんな私に声を
かける人なんていない。




…な・の・に!!

あいつが来てから
私が月に読む本の冊数が減った。





「…クソが…」



「えっ、ナニナニナニナニ?」






私は教室を出た。