伶英side

転校生君はまだ顔を
真っ赤にしてフリーズしている。


伶「おーい?だいじょうぶ~?」


と転校生君に話しかけると、いきなり


疾「おい!//伶英付き合ってやる!」


は?なにこの子頭逝っちゃってんの?
そんなことを思いつつも、


伶「ごめんねぇ~!俺、今は誰とも
  付き合う気はないんだぁ~!」


これでいいか・・。と思っていたら。


疾「なんでだっ!俺が付き合ってやる
  って言ってんだぞ!恋人だぞ!」


えぇ~・・。面倒くさっ・・・・。
とりあえず、逃げるか。


伶「あっ!ごめんねぇ~!
  そろそろいかなくちゃ~!」


よしっ!走れぇぇぇぇ~!!!転校生が
何か言ってるけど気にしない!


転校生の自己中さにイライラしながら
しばらく歩くと、親衛隊室に着いた。

イライラを鎮めるために、
紅茶を飲もうと調理室へ向かった。


すると、調理室に近い中庭から


「やっ・・・!た・・け・・っ!」


「だ・・れ!・・ね・・よっ!」


「は・・く、やっ・・まお・・ぜ!」


嫌な予感がする・・・・・。

俺は急いで中庭へと走った。