長い距離を歩き、教室に着いた

ガラッ「おはよぉー!!」と自分でも
鳥肌が立つような挨拶をするが

同じ親衛隊の子たちしか挨拶を返さない。

まぁ、ショックでもないから良いのだが


席に着くと、すぐに担任が入ってきた。


「春瀬様!!抱いてください!」


「素敵!!カッコいい!」


何処から出しているのかわからない
チワワの歓声を受けているのは、

このクラスの担任である、ホスト教師
春瀬 修也(ハルセ シュウヤ)だ。



春「お前ら!そういうのは
 俺じゃなくあのチャラ男に頼め!」



春瀬は俺の方を見ながらそう言った。

まぁ、このように教師にも親衛隊は
嫌われてるわけで・・。


とりあえず、ヘラヘラと笑って
テキトーにやり過ごすことにした。

その後は、昼休みまで寝て過ごした。


?「れ・・!!・・て!!」



ん?、まだ眠い・・・。



?「れ・・!お・・てっ!!」

?「伶っ!おきてっ!」


伶「ん?和泉か。おはよぉー」



俺を起こしたこの可愛い系の子は

四ノ宮 和泉(シノミヤ イズミ)


生徒会の親衛隊副隊長だ。


和「伶!食堂行こう!」


まだ眠いが、生徒会に会わないように
食べ無ければいけないので

和泉についていくことにした。