現代殺人鬼少女~今度は誠の為に~

私は少しの不安を抱えながら、沖田さんと共に道場へ向かった



道場に着くと、そこには思っていた通り…とてつもない形相の鬼(土方さん)が居た
 


歳「おい、テメェら…どんだけ待たせてんだよ!!袴でどんだけ時間かけてんだ!!」



総「どれだけって…これだけです」



沖田さんは土方さんがとてつもなく怒っているというのに、それを全然気にしない様子で、笑顔で言い放った


 
歳「総司テメェ、何時になったらそういうの直んだっ!!?!」



総「いいえ、直りませんねー、これが俺ですもん」



歳「総司テメェ…」



土方さんの怒りがこれまで以上に爆発しそうになりそうな時…ちょうど、近藤さんが来た



勇「ん?歳、総司、道場の前で何してるんだ?小夜君の試験をするんじゃなかったのか?」



歳総「「………あ…」」



2人はあろう事かとてつもなく大事な事を忘れていたのだ


(まあ、なんか途中から道場関係無くなってたし…やっぱり何か忘れてたのか…というか、近藤さんが言った、試験ってどういう事だ…?)



勇「まさか…忘れてたのか?まあ、とにかく!道場に入ろうか」



近藤さんは初め、苦笑いしていたが…その後、笑顔で言った