現代殺人鬼少女~今度は誠の為に~



沖田さんに引っ張られ、着いた先は



思っていた通り



新撰組屯所だった




沖田さんはそのままドンドン進んで行き



ある一つの部屋で止まった



すると……



スパーーーーーンッ!!!と開けた



はっきり言ってうるさい


でもそれは中に居た人も同じだったらしく



?「おいっ!!総司!テメェ何回言ったらわかんだ!?ちゃんと返事聞いてからっt「うるさいですよ土方さん」



中の人の話を遮って沖田さんが言った


というより、土方さん?なるほど…この人が………。怒ると鬼のようだ←




総「そうだ、土方さん。怪しい人を連れて来ましたよ」



沖田さんがそう言うと土方さんは表情を変えた


……………鋭く



歳「おい、山崎。近藤さんに伝えろ」



土方さんは、天井に向かって話している


さっきから驚く程気配のある天井に



丞『御意』



声が聞こえたと思ったら


気配が遠ざかって行った



さっき、土方さんが山崎と言った…という事は山崎丞の事か……



でも、確か…山崎丞は監察方じゃなかったか?



そんなに気配垂れ流しで良いのか疑問に思ったが…そこは、気にしない事にした



何故ならば、近くにただならぬ殺気を放っている人が居るからだ



歳「で、お前はどこから来た?長州の間者か?」



土方さんは、刀を抜いて私の首元に突きつけて来た


突き刺すような目をしながら



小『いいえ、違いますが…もし、そうだったらどうします?』


私は、無表情のまま言った



歳「この場で斬り捨てる!」



土方さんはすぐにでも私に斬りかかりそうな勢いでそう言った

そして、それとほぼ同時に数名の男が入って来た



?「トシ、長州の間者の疑いのある者とは?まさか!この娘か!?」



数名の中のとてもおおらかそうな男が言った


とても驚いた様子で