依頼は織田探偵事務所まで

佳奈さんはどうやら自分の犯した罪に気づいたようだ。

「なんで・・・っ!私が依頼したのは旦那の浮気調査だけで私のことは調べろなんて言ってません!!」

どうやら佳奈さんは探偵の仕事を軽く見ていたようだ。

「何怒ってんの??どのみち離婚できんじゃん?喜ぶべきじゃねーの?」

「ちょっとあなたね・・・!!」


こうやって淡々と話す茜にたまに恐怖を覚えるってのは秘密だ。