異世界、メイド!

6時30分。

この時間に私は家を出る。

私、香木朝霞は九州の北の県の公立高校に通う2年生である。

この私が住民登録書に登録されている県は朝課外(通称、0限ともいう)が実施されている。

学生の本分は勉強。

それは、わかっている。

我が友人がぶつぶつと部室で着替えながら文句を紡いでいた。


「朝課外は7時30分より始まり、授業は4時30分に終了する。さらにその後、発展基礎課外を受けて6時ほど終わる。その後部活をして8時に帰宅。学校を会社と例えて…勉強時間を労働だとすると…ねぇ、私の記憶上…日本国憲法において労働基準法ではこんな労働は認められてないような気がする。」


苦笑いしか私は返せなかった。

この公立高校は進学校。

私はちょびっと背伸びしてここを受けた。

そして、(多分、奇跡だと思っている)受かった。

合格発表では、涙が出そうだった。

だが、しかし入ってからが大変だった。

まぁ、テストは難しい。

よく進級できたものだ。


さてさて、いくら頭が残念なことになっている私でも家をでてから今までの時間…世がいう現実逃避をしている。

理由は…

目の前の包丁を持ってる女の子かな?