スマイルソング

「音為」


「叶多……」

会いたかった。
こんなこと口が裂けても言えないけど
本当に会いたかった。

それより、あって一番最初に言いたかった事があるの。
夢を叶えるために今まで色々してきたんだよね?

だから急な報告だったんだよね?
だから今まで学校も来なかったんだよね?


そんなの色々含めて


「叶多……おめでとう!」

精一杯の笑顔で言ったら


「ありがとう!」

叶多が初めて心から笑ってくれたような気がした。
それくらい今の叶多は眩しかった。


「音為。今まで連絡も返さずにごめんな。」

「うぅん。分かってるから。何も言わなくても大丈夫。」


「そっか。
あと、さ


俺……さ音為が好きなんだ。
今でも俺は覚えてる。昔お前の歌声に惹かれて俺はお前を好きになった。」

え?
私の声で?


「お前の歌ってる姿、声、全部に惹かれたんだ。

俺と付き合ってくれませんか?」


そんなの


「うん!

あっでもこれからは笑実って呼んで?」


「おう」