スマイルソング

ピンポーン


「はい」

「音為です。夏音ちゃんいますか?」

「あっ笑実ちゃん?ちょっと待っててね!」





「笑実!ありがと!早速行こっか」

「まだなんの話か分からないけど多分スカウトだよね?」

「そうじゃなきゃ話しかけて来ないでしょ」

すいません。ごもっともです夏音ちゃん。


あれ?これはどこに、向かってるのでしょうか?


「か、夏音ちゃん?これはどこに向かってるのでしょうか?」


「んー高瀬さんのお家!
私ん家から近いらしいから歩いて行こ!」

そ、そうだったんだ


「ってか笑実なんでそんなお洒落してるのー?」


「いや、やっぱ少しはお洒落しとかないとダメかな?思いまして…はい」

そういや夏音ちゃんすっごいだれぎじゃん。
分かってたら私もだれぎで来たよ!
言ってくれればいいのにばかのんちゃん!

あれ?私今のちょっと上手くない?


「誰がばかのんちゃん!だって?」


「もしかして…」

「うん。ばっちり!」

ひえぇぇぇぇぇぇ!!!
ごめんなさーーーい

それから他愛もない話をしていたら
高瀬さんのお家に着いていたらしい。