スマイルソング

「文化祭開店でーす」

のアナウンスと同時に私達のクラスに押し寄せる人波…
な、なにこれ?
私達のクラス別に宣伝もなにもしてないよ!?
なんでこんなに人が居てるのー?

「はーい。受け付けはこちらでーす!順番に並んで下さいねー」


「空くんで!」

「私は叶多くん!」

あーなるへそ
ほとんどが空と叶多の客ね。
夏音ちゃんも指名されてるし私いらなくない?

「音為さーん。指名入ったよー」

はい?
私みたいなの選ぶ人なんかいるんただね
物好きにも程があるよ!

「はーい」

とりあえず返事はしてるけどやる気なんて全然出ない。

「音為さんはなんでそんなかわいいの?」

「分かりません」
とりあえずこの男、眼科おすすめしよう

「じゃー、なんでそんなに綺麗なの?」

「すいません。眼科をお勧めします」

「は?」

「ひっ…すいません。」

ヤバイ。つい心の声が漏れてしまった
このパターンは恐らくヤバイやつだ。

「すいません。お客様ここは文化祭であって口説く場所ではないので他を当たって下さい」

上を見上げずともわかる。
この声は…叶多。
叶多も忙しいのに助けて?くれたんだよね

「音為。もう大丈夫だよ。安心しな」

「うん!ありがと!」

飛びっきりの笑顔で叶多に感謝を伝えたのに叶多は無表情。なぜ?

「ん」

なに?
かっこよすぎでしょ
助けてない。俺は当たり前のことをしただけだ。みたいな?

とりあえずは助かったから良しだね!
さて、また仕事始めよう!