先生今日も相変わらずだらだらしてますね!
どーにかならないんですかね!
まあそれが良いところなんだけどね

「何かしたいことあるやつ挙手ー」


「喫茶店!」

「屋台!」

「敢えて何もしない!」

それぞれ意見言ってるけど最後だけおかしくない!?
なにが楽しい文化祭になるのよ!
まあ楽だとは思うけど

「他にはー?」

「美男美女コスプレ喫茶。」

え、夏音ちゃん普通に言っちゃったよ?
しかもあの後に続くフレーズが無いところが怖いんだけど。
あーブスは入れられるのか……
私確定じゃん。
夏音ちゃんは可愛いし美人だから別だけどさ……
夏音ちゃん恨んでやるからなー!

「コスプレ喫茶ー?いいな!決まりだ」

そして、先生の一存で決まったー!!!


「笑実!一緒にやろーね!」

「え?私ブスだしまず出来ないよ?」


「文化委員の山野君。前に出てあとよろしく」

「えーっとまず美男美女から選別したいんですが、投票制にして、1位から5位まで決めて男女5人ずつで回して行きたいと思います。」

少し待ってくださいと山野君は何かし始めた。

「夏音ちゃん。頑張ってね!私はあのなかに入らないから裏方に回るけど」

「なに言ってんのよ。笑実は確実に入るから心配ご無用だよ」

私が入るわけないじゃん。
夏音ちゃんの意地悪……

「えーっと紙配るんで適当に誰か名前男女1名ずつ書いて僕に渡して下さい」

えっと、私は夏音ちゃんと男子は叶多だね!
みんな誰にしてるんだろう?
気になるー!!!

「書いた人から僕に渡して下さいねー。
あっ全部ですね。開票します」