来年の4月かー。
今は10月だから後半年ちょうどか…
それまでに作詞と作曲も出来るよーに…
あっ作曲はしてもらえばいいんだ!
作詞は自分でして、想いを込めよう。
これが私にとってのラストチャンスなんだから。

叶多は俳優で絶対受かる。
私と夏音ちゃんも歌手で絶対受かってやるんだから!


「おーい。席着けー!昨日の余韻に浸るのは昨日の晩までだからなー」

本当うちの担任はしっかりしてるんだか適当なんだか分かんないや。

「せんせー文化祭っていつなの?」

おーパンダギャルたまには良い質問ではないか!

「知らねー」


「「「「「「えっ」」」」」」

クラス全員がハモるくらいなんだから
この学校は素晴らしく恐ろしい

先生ですら、いつイベントがあるか分からないんだもんね
まあでもこうゆうのが楽しみでもあるんだけどね!


「あっでもなー1ヶ月後11月4日にテストあるらしいぞー。あくまでも噂だけど」



本当なのか?
これは勉強しないとヤバイのか?
いや、私はそもそも歌手になるから勉強なんていらないんだけども
高校は卒業したいからねー。
まず、私次のテスト平均以上取らないと進級危うい的な事言われたような気がする。

これはヤバイぞー
先生テストはいらないけどありがたい情報だ!ナイス担任!


そうと決まれば叶多と夏音ちゃんに教えてもらおうかな?



善は急げだ!

「叶多!夏音ちゃん!私に勉強を教えて下さい!」

「おう」

「いいよー」


この二人は神だ。

まあ勉強も大事だけど体力も歌のためにしっかりしないとね!


「待て待てー!俺もその勉強会混ぜてくれ!」


「空?空頭悪かったっけ?」

「だったら悪いかー」

「いや、悪くはないけど。まず、勉強するの?年中遊んでるイメージしかない。」

「年中遊んでるさ!でも今回はヤバイんだわ。3年になれねー」

「それじゃみんなでしますか!日にちは次の日曜日!みんな大丈夫?」


「ん」

なんか空が居る時に機嫌悪い気するのは気のせいかな?

「いいよー」

「神様が目の前に二人もいる」

あなたの目は全員神様にみえるんじゃないか?