永遠を探しに

その声は自分のよく聴いている曲の

ボーカルにそっくりで

不覚にもドキッとした私は

慌てながら

「ご、ごめんなんでもなひ!あっ!」

みっともない噛み方をしてしまった。

みるみるうちに自分の顔が

暑くなっていくのが嫌ってほど

わかってしまって

穴があったら入りたい気分とは

まさにこのことだ!と

自分の頬を手で覆いながら思った