「あ、」




陽太の目に


オレがロックオンされてしまった




ニィッと笑うと


陽太は永輔の肩をガッシリと掴んだ






やべっ!




オレは急いで階段の方へ
あるった




「朔ちゃん!」




りあ先輩に捕まった




「喋んないの?!」



「いやー、そのー、え、えーっと」




はずくて、顔さえ見れませんよ


なんて、言えるはずもなく





足を早めた


はずだったんだけど



なぜか、交差する。自分のなかで





話してえ。でも、無理。




いーやーw






「よーた、危ない。」




笑ってそう言う、永輔



言い方さえもが、なんか、ね。




階段をおり、自分のクラスのところにいった




話せなかったなー。なんて、落ち込んでる。