「朔、行こ。」
駐輪場からバス停へと
菜知につれてかれる。
そこには
同級生の日比谷雅(ヒビヤミヤビ)の姉の日比谷弥生(ヒビヤヤヨイ)先輩が陽太のエナメルバックを持っていた。
階段の下には靴紐を直していた。
「弥生!行くぞ!」
バス通の弥生先輩を
同じバスの生徒会長でオレの同級生の兄貴の本瀬源也(モトセゲンヤ)先輩が言う。
「あ、うん。じゃあ、陽太、ここに置いとくね」
そう言って階段にバックをおき、走っていった。
そのあと、オレと菜知で階段を二段ほど
降りたところで、
陽太とゆうちゃん、永輔がいた。
菜知が両手をパクパクさせると
何故かゆうちゃんもパクパクさせた
異様な光景に口元が緩む。
「今日、永輔先輩面白かったっすね」
永輔という名前に反応する。
「?」
陽太の方を見て、首を傾げると
そこには、永輔もいて
口元が緩みそうになるが、
頑張って、表情をつくる。

