みんなが帰ったあとは二人きり 私たちも帰ろうと爽に言おうとしたとき、爽がいすに座っている私に後ろから抱きついてきた 「ちょっと!!離してよ!!」 「黙れって!! もう一回俺のために弾いて」 なに言ってんの!? でも後ろから伝わってくる爽の吐息に変にドキドキした 「………やだ!!」 「なんでだよ」 すこししょんぼりしている爽 なんなのこいつ!? 「きもい!!」