それから部室に戻っていった白崎
グラウンドに戻ってきた白崎の手には退部届があった
「これでいいんですか??」
ほんといちいちムカつく!!
「………よくできました(笑)」
私がそういうと舌打ちをして監督の元に行った白崎
無事監督の元に渡った退部届
これで明日から野球部には平和が戻ってくるのかな??
「私なんでこんな性格悪い先輩に負けなきゃないのか理解できないんですけど」
まだまだ平和は戻ってこないらしい…
もうなんなの!?
「………あんたにはかなわないけど??」
白崎に性格の悪さは勝てないよ(笑)
私の隣ではかっけがため息をついていた
どっちもどっちってことか(笑)
そんなとき私の後ろからずかずかやってきた一番の原因
「いい加減にしろ!!
俺さ、野球バカにされるて黙ってられるほど大人じゃないし、なにより凛のこと悪く言われると黙ってられないんだよな??
俺はこいつの良いとこも悪いとこもおまえよりいっぱい知ってんだよ
それがこいつのことぜんぜん知らないやつにバカにされてさ
それに好きな奴のことバカにされて黙ってる奴がいると思うか??
まぁあんたがどう思おうがあんたの勝手だけど俺はおまえが嫌いだ
俺の大切なものバカにすんだからな
もう俺らの中に入ってくんなよ」

