さすがかっけ
ってか、最初からかっけがやればよかったじゃん!!
「甲子園??………本気なんですか(笑)」
何なのこいつ!?
「そんなこと言ってるようじゃ仲間だって思えないね
むしろ敵だよ」
さすがのかっけももう無理か??(笑)
私ならもう怒り爆発だろうな
「良いですよ??敵でも何でも
私は爽先輩に近づければそれでいいんです
正直野球とか別に興味ないし」
………ふざけんなよ!!
なんなのこいつ??バカにしてんの??
「………そろそろいい加減にしな
俺だって野球部のプライドってもんがあるんだよね一応
野球とか野球部バカにされて黙ってられるほど器でかくないんだよね」
かっけのこめかみピクピクいってるよ(笑)
まぁここまで言われたら当たり前か……
「安心してください
こんな部活こっちから辞めてやりますから!!」
あ、言ったね??
じゃあ私の任務完了??
「じゃあ私から白崎さんにプレゼント
はいっ!!
今すぐかいてね?」
私が白崎に手渡したのは退部届
私は満面の笑みで白崎を見た
私って性格悪い
睨みながらすごい雑に退部届を取っていった

